さようなら、スカイシネマ


先日、日本映画界を代表する名優、高倉健さんが亡くなられたということが報じられました。

そして、この萩でも映画の歴史がひとつ終わりを告げることとなりました。

萩市の文化拠点のひとつだった映画館「スカイシネマ」が解体されます。

skycinema

映画全盛時代の面影を残す映画館

田町商店街の近く、青い外壁の映画館。
ここで映画を見たことがある、という方もいらっしゃることでしょう。

開館したのは昭和34年。
まだテレビが普及する前で、最先端文化の中心地として多くの人々でにぎわっていたそうです。
ピーク時には萩市内だけでも5館の映画館があったといいます。
そんな中でも、スカイシネマは萩市で初めて冷暖房設備を完備し、当時はまだ珍しかった段差のある客席を採用して好評を得ていたそうです。

しかし、テレビが普及するとともに映画館の客数も減っていき、次々と映画館が閉館することとなりました。
そしてスカイシネマも平成4年、閉館することとなったのです。

映画館としての役目は終えましたが、その後も「HAGI世界映画芸術祭」や劇団さくら組の練習場、田町商店街の土曜夜市のお化け屋敷会場などで利用されてきました。
こうして長年親しまれてきた施設ですが、今年、老朽化のため解体が決まりました。
12月中旬には完全に解体される予定だそうです。

現在、萩市に残る映画館は「萩ツインシネマ」ただ1館のみ。
その萩ツインシネマも存続が非常に難しい状況にあるそうです。