【花燃ゆ人物紹介】 品川 弥二郎


農業協同組合の父

品川弥二郎

品川 弥二郎(しながわ やじろう)

品川 弥二郎は、安政 4 年( 1857 年)に松下村塾に入門します。

吉田松陰は品川を「温厚正直で人情に厚く、うわべを飾らない。抜きん出た能力はないが、心が広く奥深いのが優れている」と評しています。

高杉晋作らと共に尊王攘夷運動に参加し英国公使館焼き打ちをはじめ、禁門の変や戊辰の役に参加し、大きな役割を果たしました。明治維新後は政府高官としてヨーロッパ諸国に滞在、内務少輔、農商務大輔、ドイツ公使などを歴任。海運業の発展を計り、生糸の輸出を奨励しました。
また、信用組合法を制定して庶民の金融機関を確立し、特に農村振興に関する諸制度も創建するなど「殖産興業の神」と称せられました。後の松方内閣政権では、内務大臣を務めています。

晩年の弥二郎は、松陰の遺志を継ぎ、維新への戦いで亡くなった志士たちを祀るため、京に尊攘堂を建設し、弥二郎が亡くなると、尊攘堂とその所蔵品は、京都帝国大学(現京都大学)に寄贈されました。

生涯、幕末維新で苦労をともにした同志と師の教えを忘れることなく、国のために生きた人物でした。
douzou_R場所:道の駅 萩往還 (左)品川弥二郎・(右)山田顕義


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