萩市民に愛される庶民の味「蒸気船まんじゅう」


蒸気まんじゅう

萩市民の方なら「たい焼き」というより「蒸気まんじゅう」の方がピンとくるかもしれません。「蒸気まんじゅう」、「蒸気船まんじゅう」と二とおりの呼び名があります。子どもの頃から「蒸気まんじゅう」をおやつとして食べていましたので名前の由来まで気にしていなかったのでご紹介します。

蒸気船まんじゅうとは ?

蒸気で蒸したまんじゅうと思われがちですが、関東の「今川焼き」、関西の「回転焼き」を蒸気船の形にしたものです。なぜ、蒸気船かというと日露戦争当時( 1904 年~ 1905 年)に萩の沖合い出没するロシアの蒸気船を見た住民が、「蒸気船なんか焼いて食ってしまえ! 」と気勢を上げたことをヒントに、小麦粉で作った生地に小豆あんを入れて蒸気船の形のおまんじゅうを作ったのがはじまりと言われています。

先日、大河ドラマ館に行った時に蒸気まんじゅうの屋台が出ていました。蒸気まんじゅう

屋台のご主人 清水 明人さんに「ブログに記事を載せたいので写真を撮っていいですか?」とお願いしたところ「どんどん、撮っていいよ! 」と笑顔でポーズをとっていただきました。蒸気まんじゅう

清水さんにお話しを伺うと、萩市役所を定年退職後、お菓子作りの経験がない中、愛する萩の伝統のおやつ「蒸気まんじゅう」の焼き手が高齢化のため減っていく現実を知り「蒸気まんじゅう」を絶やしてはいけないと、萩市内で 60 年間「蒸気まんじゅう」を作り続けてこられた故 岡村 茂作さんに弟子入りをされました。その時の奮闘振りは 2006 年 テレビ朝日の「人生の楽園」で放送されたそうです。

甘さ控えめの庶民の味です。 1 個 150 円。萩に来られた際にはぜひ、食べてみてください。


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