萩市笠山にある「萩ガラス工房」をご紹介いたします。
萩ガラスとは ?
萩ガラスは幕末の科学者 中嶋治平が萩でガラス製造所を開いたことによって生まれました。その製品は天皇家・公家に献上されるなど高い評価を得ていましたが、中嶋治平が亡くなるとともに萩ガラスも消えてしまいました。
150 年の時を越えて萩ガラスを再現したのが「萩ガラス工房」です。
原材料は地元笠山から産出される石英玄武岩を使用。萩ガラスの特徴の一つ、淡い綺麗な緑色はこの石英玄武岩が持つ成分の色です。
もう一つの特徴として、熱湯でも使用できる「内ひび貫入ガラス」があります。萩焼の釉薬による貫入(ひび)技法をガラス内部に封じ込めたもので、外気の気温の差が大きい時や熱湯などによる温度差を与えると「内ひび」が進みます。ダイヤモンドダストを思わせる模様が 3 年の歳月をかけて変化していき、世界にただひとつ、自分だけのグラスが出来上がっていきます。
お土産や大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか?
写真左側がマグカップ 右側が一輪挿し 両方「内ひび貫入ガラス」です。
2 階には貴重なガラス作品が見られる展示室があります。
お店で一番の人気商品 色付きしょうゆ差しです。カラフルですね。
こちらではガラスの体験コーナーもあります。宙吹きガラス、ガラス彫刻、アクセサリー制作ができます。事前に電話での予約が必要です。
店内を見て回るだけでも楽しい「萩ガラス工房」でした。
詳しくはこちら⇒ 萩ガラス 公式サイト