文久3(1863)年5月、長州藩が攘夷決行として関門海峡を通過する外国船を砲撃する事件があった。
しかし、却って戦艦をはじめ付近の民家まで大損害を被った。
この事件をきっかけに、萩の住民の間にも「自らの手で城下を守ろう」とする機運が高まり、外国船からの襲撃に備えるため日本海に面した菊ヶ浜に土塁が築かれたという。
外国船からの襲撃に備え住民たち自らの手で築いた土塀
武士たちの留守をあずかる老若男女たちは、身分や貧富を問わず奉仕作業し、この時ばかりはめったに外に出ることのなかった武士の妻や奥女中までが参加したことから「女台場」と呼ばれている。
【市指定史跡】
Info
名前 | 菊ヶ浜土塁(女台場) |
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住所 | 萩市大字今魚店町 |
営業時間 | ー |
料金 | 無料 |
休日 | 無休 |
駐車場 | ー |
電話番号 | ー |
URL | ー |
出典:萩市観光協会