菊ヶ浜土塁(女台場)
文久3(1863)年5月、長州藩が攘夷決行として関門海峡を通過する外国船を砲撃する事件があった。 しかし、却って戦艦をはじめ付近の民家まで大損害を被った。 この事件をきっかけに、萩の住民の間にも「自らの手で城下を守ろう」 …
岩倉獄跡
野山獄跡
正保2年(1645)9月夜、酒に酔った大組藩士禄高200石・岩倉孫兵衛が道ひとつ隔てた西隣りの同じく大組藩士禄高200石・野山六右衛門の屋敷に斬り込み、家族を殺傷するという事件が起こった。 藩は野山宅に岩倉を幽閉し、後に …
梅屋七兵衛旧宅
梅屋七兵衛は幕末の商人で、代々浜崎町で北国問屋を営む家に生まれ、七兵衛の代には酒造業を始め、藩の武具方の用達も行っていた。 木戸孝允などの志士と交流があり、藩の密命を受け、命がけで長崎に鉄砲千丁を買い付けに行き、戊辰戦争 …
萩八景遊覧船
約40分の遊覧船のコースは、萩城跡横の指月橋をスタートし、堀内伝統的建造物群保存地区を眺めながら、橋本川へ。 橋本川に入ると、常盤島と「釣りバカ日誌12」の舞台となった屋敷にはさまれた松並木をくぐりながら外堀に続く新堀川 …
旧萩藩御船倉
藩主の御座船や軍船を格納した御船倉は、浜崎重要伝統的建造物群保存地区に位置する。 奥行き27メートル、間口8.8メートル、両側と奥に玄武岩で壁を築き、上部に屋根を葺き、前面には木製扉を有している。
旧山村家住宅
旧山中家住宅
旧山中家住宅は、昭和初期建ての典型的な浜崎の町家。 浜崎伝建地区の中心部に位置し、浜崎本町筋から裏のとおりまで抜ける細長い敷地に、表から主屋、付属屋、土蔵が建ち並んでいる。 これらはいずれも浜崎伝建地区の伝統的建造物(文 …
浜崎伝統的建造物群保存地区
浜崎は、城下町の形成にともなって開かれた港町で、近世は北前船の寄港地として廻船業と水産業で栄え、大正から昭和初期にはイリコなどの水産加工業や夏蜜柑等の積み出し港として栄えた。 江戸時代以来の街路、敷地割がよく残り、南北を …